2020年02月06日

権利と義務が表裏一体です。

義務を果たすから、権利が保障されます。

権利を得るためには義務を果たす必要があります。

私たち大人は当たり前のことですが、6年生にとっては当たり前ではありません(汗)。

 

授業では、『アリとキリギリス』を読むところからスタートしました。

『今からお話を読みます。』

『昔々あるところに、アリとキリギリスが住んでいました…。』

子どもたちは笑いながら聞いています。

ちなみにこの授業の流れ、先週と同じです(笑)。

先週は『三びきのこぶた』を使って、『裁判員制度』について学習しました。

詳しくは、1月29日のブログこぶたは有罪か無罪か?(6年生 社会)をご参照ください。

 

キリギリスがアリの家を訪ねてきて、食べ物をねだるところで話を止めました。

『あなたがアリならキリギリスに食べ物を分けますか?分けませんか?』

『書いた人から自由に立って発言します』

子どもたちは周囲を見て譲り合って次々と発言していきます。

『分け与えます。理由はかわいそうだからです』

『分け与えません。自分のための食べ物だからです』

『分け与えます。あげないと死んでしまうからです』

『分け与えません。キリギリスが夏の間にラクをしていたのが悪いからです』

 

一通り意見を出させた後で、社会権の中の生存権について確認しました。

教員が説明してしまうと一瞬で終わるのですが、穴あけの板書を書き言葉をうめさせました。

早い子には、板書してもらいました。

何度か復唱して定義を覚えます。

 

さてここで、本題。

『キリギリスは生存権を保障されていましたか』

さすがに今回の授業で、昆虫には生存権がありませんと言う子はいませんでした(笑)。

ほぼ全員が、『保障されていない』と答えました。

『そうですね。保障されていませんでした。なぜなら、義務を怠ったからです。どんな義務を怠ったのでしょうか?』

問題集から答えを探させました。

答えは、『勤労の義務』。

残りの義務も確認して授業終了です。

教員が説明をすれば、1分で終わると思います。

でも記憶は定着しないですし、原理も理解できないでしょう。

公民は私たちの生活そのもの。

小学生が大人になったとき、いえ、もうすでに体験していることかもしれません。

 

最近まで、私自身、地理と歴史の授業を行うことは大好きでした。

そもそも自分が社会好きということもあります。

面白いもので、子どもたちにもそれが分かるようです。

このクラスに『社会好き』が多いのもうなずけます。

しかし、公民は苦手…。

これはいけないと思い、一念発起、様々な本を読みました。

分かったこと…。

『公民はおもしろい』 単純ですね(笑)。

おかげで、公民の授業をすることも楽しみになりました。

これからも、『楽しんで授業を行って』いきたいと思います。

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