日出学園の活動日記BLOG

コミュニケーション・ディベート with Inspire High

「世界中の創造力と教室をつなぐEdTechプログラム」Inspire High とコミュニケーション・ディベートのコラボ企画を行いました。
Inspire High とは、それぞれのテーマに関する、科学者、国連職員、テレビディレクターなど、多様なガイド陣のガイドトークを見て、ガイドから投げかけられる問いについて考え、日本中の他の参加者とテキストで対話するプログラムです。
(Inspire High についての詳細は、https://www.inspirehigh.com/ を参照してください。)
(「コミュニケーション・ディベート」については、
こちらの朝日新聞DIALOGの記事をご覧ください。)

 

参加者は、日出学園高校の生徒たちと卒業生、教員、そして Inspire High の尾形さん。

ハンガリーに留学した卒業生もリモートで参加してくれました。

 

今回は「失敗はこわいもの?」がテーマです。
最初に尾形さんから Inspire High についての説明をいただき、「失敗はこわいもの?」をテーマとしたガイドトークを視聴。
その後、コミュニケーション・ディベートを行いました。

 

 

今回見せていただいた Inspire High のガイドトークは、

メキシコの失敗研究者ぺぺ・ヴィラトロさんが、自分が全財産を失うほどの失敗から、今や世界中で行われている失敗を共有しあうイベントを立ち上げた話などの内容でした。

 

そしてそこから

Q.1
いままで経験した中で最大の失敗はどんなもので、その失敗から学んだ教訓はなんですか
Q.2
「失敗することのメリット」は、どのようなものがあると思いますか

といった問いに対して、コミュニケーション・ディベートを行っていきました。

 

今回は、テーマがテーマだったことからもかなり濃密な対話の時間となりました。「コロナ前のコミュニケーション・ディベートが帰ってきたような濃密さだった」という参加者の声もありました。

 

参加者の感想には,

 

今回のように失敗をシェアする機会は「失敗に名前を付ける」こと、最終的に自分の中でそれを肯定することで、人は前に踏み出すことができる、レジリエンスの力を高めることができるのではないかと思います。ペペさんが始めた失敗共有談イベントもそのような場なのではないかと思えました

 

「失敗」という個人のデリケートな部分に触れるテーマで、聞き手次第によっては発言者に対してネガティブな印象を持ちかねないようなエピソードも、出席された皆さん全員が素直に話されたことで、それぞれの皆さんの「良き人間性」に触れた想いです。

 

といったものがありました。

 

尾形さん、どうもありがとうございました。

 

これからも、さまざまなテーマで「コミュニケーション・ディベート」していきます!