日出学園の活動日記BLOG

学校生活

1年数学「資料の整理」活用演習

 

中1の数学には統計分野のもっとも基礎的な部分を学ぶ「資料の整理」単元があります。
今回は私が高校情報科で毎年「統計グラフの作成」を行っていることもあり,
代表値やヒストグラムの書き方等に関する学習を終えた後,
簡単なアンケート実習を行ってみました。

クラスのみんなに聞きたいことを1問作成し,
全員から回答を集めます。
「筆箱に入っているシャーペンの本数は?」「お母さんに怒られる回数は?」等,
中1ならではとも言える面白い設問も目立ちました。

 

アンケートの中には聞かれたことにきちんと答えられていないものや,
冗談で書いたような値もあり,
こういった値をどう処理していくかという
データ処理の実習では教科書の字面を追うだけではわからない問題にも直面します。

ソフトウェアの使い方を習得することが目的ではない為,
今回はヒストグラムの作成に特化した「SimpleHist」を分析ソフトウェアとして活用しました。

 


得られた分析データをもとにレポートとしてまとめていきます。
「考察」と「感想」の違いも今回初めて学べたようです。

 

レポート完成後は,
卓上投影機とプロジェクタを組み合わせて発表会を行いました。

 

統計分野は難しい用語や答えの出ない問題も多く,
他の分野に比べて座学では食いつきもあまりよくありません。
しかしデータをもとにして客観的に語る,データを数学的に分析していく能力は,
情報化社会においてもっとも重要な能力の1つともいえます。
また重要なだけではなく,自分で集計したデータを分析することは,
予想と一致したときも外れてしまったときもとても楽しいものです。

生徒たちも実習を通して統計の持つ本当の面白さを,
少し味わうことができたように思います。