今日は朝から肌寒い1日でした。
音楽室は換気の為に開けている窓から冷たい風が入ってきますが、子ども達は一生懸命鍵盤ハーモニカの練習していました。
1年生。
鍵盤ハーモニカは「鍵盤を押す+息を吹き入れる」と二つの作業を同時に行わなければいけません。
小学校に入学してから、初めてメロディオンを学習する子もいますので、ゆっくり一つずつ確認しながら授業は進みます。
音が出せるようになったら、運指の練習です。
右手の親指から順番に12345と指番号が決まっています。
指番号の確認をしたら、楽譜に書いてある指番号通りに演奏できるよう、練習します。
「あのね」は、1年生の教科書に載っているメロディオンの練習曲です。
ド、レ、ミの3つの音が出てきます。
ドは1の指で、レは2の指で、ミは3の指でというように、書いてある指番号を確認しながら練習していきます。
音は三つだけでも、決められた指で弾くのはなかなか難しい・・・
最後は先生にチェックしてもらい見事全員合格!でした。
3年生
「キラキラおひさま」という曲を練習していました。
3年生になると、指使いがグッと難しくなります。
指またぎ、指くぐりという技?が出てくるのです。
でも、教えられた指使いで演奏すると、アラ不思議!
見事に1の指で綺麗に終わることができました。
そして、何よりも音が途切れることなく、滑らかに演奏できるのです。
3年生は、お隣さん同士でチェックをします。
正しい指使いで演奏できていれば合格です。
違っている場合は教えてもらいます。
みんな真剣に取り組み、指使いの大切さを学習したようです。
4年生
「ラバーズコンチェルト」です。4年生になると、もう一段階難しくなります。
モニターには楽譜とポイントとなる指使いが表示されていますが、これは先生のおすすめの指使いです。
指使いはこうでなくてはならないということはありません。
それぞれ工夫をしながら、自分が表現したい音楽を作り出すために、最適な指使いを考えます。
その時に、低学年のうちに学習した基礎となる指使いが大いに役立ちます。
いろいろやってみたけど、やっぱりおすすめの指使いが1番いい!なんていう子もいました。
演奏だけでなく考える力も表現力にも繋がっていく、鍵盤ハーモニカの授業でした。