小学校運動会の見どころのひとつ、5・6年生全員での演目”鼓笛行進”。
5年生にとっては初めての、6年生にとっては小学校生活最後の鼓笛行進。
協力する大切さ、達成感、そして友達との絆を深く感じることができる演目です。
運動会本番3日前、合同練習が始まりました。
今年度の入退場曲は例年通り『海兵隊』、テーマ曲は『Let it go〜ありのままで〜』です。
指揮者・太鼓・メロディオン・リコーダー各隊とそれぞれが揃うように、みんなで確認しながら練習に取り組んでいました。
本番目前ということもあり、スピーカー片手に織間先生の指導にも熱が入ります。
鼓笛隊の指導をして下さる織間先生にお話を聞きました。
Q,今年の見どころを教えてください。
隊列に目が行きがちですが、それだけでなく、子どもたち一人ひとりが誇りを持って演奏しているところです。
Q,指導していて大変だったところは何ですか？
鼓笛隊の練習が始まる前が実は一番大変なのです。隊列の設計図を組み立て、その図に合わせて選曲した楽譜のアレンジ等をします。全ての準備が整った後に練習が始められるようになります。
そして、今年度の総指揮者の児童にもお話を聞きました。
Q,運動会に向けての意気込みをお願いします。
低学年のときから総指揮者にずっと憧れていました！今回夢が叶って本当に嬉しいです。
みんながピシッと足を揃え、手をピシッと伸ばしてかっこよく行進できるように本番まで頑張ります！きれいにみんなが揃ったときの達成感が自分にとってすごく刺激になっています。運動会本番、とにかくみんなで成功させたいです！
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運動会当日、暑い日差しのもと午後のプログラムは鼓笛行進で幕開けとなりました。
総指揮者の笛の合図で5人の指揮者隊がピシッと指揮棒を掲げ、『海兵隊』の曲で入場行進が始まりました。
指揮者隊が各鼓笛隊を引き連れ隊形が整うと、笛の合図で『Let it go』の始まりです。
リコーダー隊全員が列を乱さないように行進しながら、さまざまな陣形を作り上げていく様子は圧巻でした。
全員がそれぞれ誇りを持って指揮や演奏している様子が伝わり、先生方の熱心なご指導と、練習の成果が存分に発揮された素晴らしい鼓笛行進でした。
今後も後輩たちの憧れの演目として、運動会を盛り上げてくれるでしょう。