園長先生の保育日記BLOG

保育

年長のお弁当(ホールなど)

年長になって食事が上手になってくると、幼稚園のいろいろな場所でお弁当が食べられます。
前日は暖かい(暑いくらいでした)園庭でシートを広げて食べました。
本日はホール辺りで食べていました。

廊下にはみ出したかった子もいたようですね。
いいですよ、好きなところで食べてください。

あら、玄関まで。

今日だけ特別ですよ。きれいな玄関でよかった。

さて、園長はこの日の午前中、市川市私立幼稚園PTA連絡協議会の「教育振興の集い」に出席していました。
本園からは8名の幹事の保護者の皆様もご出席でした。お疲れ様でございました。

田中甲市川市長のメッセージが代読され(市川市こども部部長より)、また、市川市議会の稲葉健二議長より、祝辞をいただきました。
幼稚園を取り巻く環境は厳しいです。稲葉議長のお話では、佐倉市では公立幼稚園の廃園問題が起こっておりますし、市川市でも公立幼稚園の今後をどうするのか、大変難しい問題があるとのことです。
少子化に伴い、公立幼稚園が次第になくなっていくのは残念です。公立幼稚園は、私立幼稚園とともに、これまで長い伝統(明治時代からの幼稚園もあります)の中から質の高い教育のノウハウを生み出し、継承してきました。幼児に合った教材の選び方、先生のかかわり方、活動の進め方、教育環境の作り方などなど・・・。幼稚園がなくなるということは、その土地に長くあった質の高い幼児教育のノウハウが失われるということです。少子化だから、簡単になくせばいいとは思えません。
日本の幼稚園教育の質の高さを多くの方に知っていただきたいですね。
私たちはこれまでできていたことを大事にしながら、新しい教育も模索していかなければいけないのだと思います。
市川市私立幼稚園協会では、いつも、子どもにとって、保護者にとって最良の幼稚園教育とはどんなものなのか、考えています。

 

講演会も開催されました。
今年は、テレビでもお見かけする幼魚採集家、鈴木香里武先生でした。
演題は「子どもが“好き”を貫くために必要なこと」

なんと、保護者代表の司会進行の二人も金髪・セーラー襟(自作したそうです)で登場、盛り上がりました。
香里武先生からは、ご自分の幼少期の話をご紹介いただいたり、大人に気を付けてほしいことなどのお話がありました。

「子どもから大人への5つのお願い」

  • 一人の人間として接してください
  • 自分だけちょっと違う・・・という恐怖を取り除いてください
  • 「何になりたい?」ではなく「どんなことをしたい?」と尋ねてください
  • “叶った”を一緒に喜んであげてください
  • 人脈作りの大切さを教えてあげてください

香里武先生はこれまで自分をよく導いてくれる大人に出会い、大変助けられてきたそうです。やりたいこと(幼魚採集)や個性を阻害せずに、そのまま尊重してくれる大人の存在は、幼児期・児童期・青年期の同質性の高い集団の中で過ごす時期には大切だったとのこと。
逆に大人から子どもへの呪いの言葉もあるそうで、「趣味は仕事にしない方がいい」とか「やりたいことを見つけなさい」とか。(もう一つあったのですが、忘れました。すみません。)
気を付けたいですね。子どもの将来は子どものものです。
最後の質疑応答も大変有意義で、一人ひとりの保護者の方の子育ての悩みが出され、多くの方が共感されたことと思います。よいお話が聞けました。