このお金は…(6年租税教室)
今日は、6年生対象に租税教室が視聴覚室で行われました。

市川法人会の方がお話をしてくださいました。
まず、子ども達に税金は必要だと思うか?という問いからスタート。
必要だと手を挙げる子がほとんどでした。

初めは、税金はどんなものなのか・主な種類と仕組みについて説明をしていただきました。
税金は約50種類あると教えていただいたのですが、子ども達は意外に税金の種類を知っていて、色々と発表していたのには驚きました。身近な消費税がどのように移動していくのかも教わりました。各税務署から日本銀行に集められた税金は国会で話し合われていきます。税金は、国税と地方税に分かれていること、公共施設・公共サービスに使われていることも分かりやすく説明してくださいました。


次になぜ税金は必要なのかを、アニメを通して税金のある世界とない世界の違いについて学びました。普段当たり前に過ごしていることが、税金がない世界ではお金を払わないと使用できないこと。子ども達が衝撃を受けていたのは、火事で消防車が出動し助けたことに対して膨大なお金を支払わなくてはならないことです。
小学生1人あたりに1年間で約100万円の税金が使用されていること。普段使用している教科書も税金から賄われていること。学校の校舎を建てるのに必要な税金は約10億円、体育館は2億円、プールは1億円と聞き驚きの声が上がりました。
最後に、プールにかかる税金と同じ1億円のレプリカを見せていただきました。実際に持ち上げて「重い…。」それぞれが思い思いに見ていました。

今までは税金について知ってはいたものの、自分事として考えもしていなかった子が多かったと思います。
今回の租税教室は、これからの社会を担う子どもたちにとって、税の仕組みを理解し、感謝と責任の気持ちを持って成長していくきっかけになったのではないでしょうか。
