最後の土曜授業
私は、ふと気づいてしまいました。
「来年度から土曜日の授業がなくなるということは、今日が実質“最後の土曜授業”なのではないか?」
(※一週間後の卒業式を授業日として数えない場合)
そう思うと、正直なところ少し大変だなと感じることもあった土曜授業の終わりが、少し寂しく感じられてきます。


かつては、土曜日の午前授業を「半ドン」と呼ぶ先生が多くいました。今の若い世代の方々には、もう通じない言葉かもしれませんね。
先生たちも午前で仕事が終わるので、よく同僚の先生たちと昼食を食べに行ったものです。
また、土曜の午後は絶好のチャンスとばかりに、いろいろな中学校の制服を着た卒業生が、よく遊びに来ていました。
そんな思い出もあり、どこか名残惜しい気持ちもあります。


けれど、時代は移り変わるものです。
家庭環境の多様化や、習い事などで多忙な子どもたちの現状。そして、教員の働き方改革といった社会的な要請。これらを鑑みれば、制度の見直しは自然な流れなのかもしれません。


子どもたちがより生き生きと活動できる環境づくりのために——。
学校もまた、時代に合わせてしなやかに変わり続けていく必要があるのだと、最後の下校チャイムを聞きながら強く感じました。
