はたらく人に話を聞こう(2年生)
本日、2年生は『はたらく人に話を聞こう』という単元で、普段、学校でお仕事をしている方からお話を聞いたり、聞いたことをメモしたり、質問をしたりする授業を行いました。
1年間、小学校に通う中で、学校行事を一通り経験し、小学校生活に慣れてきた2年生。
生活科の授業などを通して、学校ではどんな人が働いているかについても学習してきました。
校長先生や、教頭先生、担任の先生や学年の先生、専科の先生、保健室の先生、図書室の先生、用務員さん、事務員さんなど。
普段接する機会が多い、なじみのある人たちのお仕事のイメージはつきやすく、子どもたちなりに知っていることを話すことができると思いますが、それでも、全ての仕事の内容を知っているわけではありません。
今回、お話しいただいた先生は、警備員さんと図書館司書の先生です。
この授業の前に、2年生は聞いてみたい質問を考えました。
知りたいことが生まれてくれば、どうしたらその知りたいことを答えてもらえるのか、質問の内容を練る必要があります。
警備員さんには…
「日よう日とかお休みの日になにをしていますか?」
「おひるごはんは、どこでたべていますか?」
「正門、きた門はどうやってきめていますか?」
「おしごとでがんばっていることはなんですか?」など。
図書館司書の先生には…
「どうしてししょさんになろうとおもったんですか?」
「とくに大へんなおしごとはなんですか?」
「おしごとのどういうところがたのしいですか?」
「どんなと書しつにしたいですか?」など。
警備員さんが365日、学校がない日も土曜日も日曜日も祝日もお仕事をされていることや、日出学園には4人の警備員さんがいて、交代で北門と正門の警備をしてくださっていることなど、子どもたちにとっては新鮮な驚きだったようです。
毎日、安心安全に学校生活を送ることができているのも警備員さんがいつも見守っていてくださるおかげなんだと気づけたことでしょう。
また、図書館司書の先生からは、本のことも人のこともよく知らないとできないお仕事だということや、子ども達におすすめした本について「おもしろかった」「楽しかった」「今度はこんな本が読みたい」など、感想を伝えてもらえると嬉しくて、子ども達の好きなものをもっと知りたいと思ってくださっていて、コミュニケーションも大事にしていることもお話しいただきました。
親しみやすい図書館にしたいな、みんなのお気に入りの一冊が見つかるといいなと願っている、図書館司書の先生の優しい気持ちが伝わったでしょうか。
お話を聞きながら一生懸命メモを取り、うなづいたり、感心したような表情をしていたり、質問するときもいい姿勢で、質問に答えていただいた後は、「ありがとうございます」と言える素敵な2年生でした。
相手のお話の中で、大事なポイントを落とさないように聞くにはどうしたらよいか、このような言語活動を通して、これからも自分の身の回りのことに関心を持ち、聞く力や質問する力、感謝の気持ちを育てていきたいと考えています。