ニュージーランドから素敵な贈り物が届きました!~制服でつながる世界と未来~
この度、日出学園小学校は遠い南の国、ニュージーランドより、海を越えて立派な感謝状をいただきました。
この感謝状は、本校の制服の素材を提供してくださる、「NIKKE(ニッケ)」というパートナー企業からいただきました。
ニッケが扱う「ZQメリノ」というウールは、ただのウールではありません。羊たちが元気に暮らせるように広い土地でのびのびと育て、その土地の自然環境も大切にする。そんな世界基準の約束(持続可能性や倫理的な生産)を守って作られた、地球に優しい特別なウールなのです。
私たちが毎日着る制服が、そうした素晴らしい想いのこもった素材から作られることを、ニッケのみなさんも喜んでくださり、今回の感謝状につながりました。
そして、感謝状と一緒に、子どもたちの学びにつながる、もう一つの素晴らしい贈り物をいただきました。
それは、ニュージーランドの羊の毛が、どのようにしてみんなの制服になっていくのか、その過程がひと目でわかる実物のサンプルです。
左から
①刈ったばかりの羊の毛(ウール):自然のままの、生命力あふれる姿です。
②真っ白なウール:きれいに洗われて、雲のようにふわふわになります。
③一本の糸:白いウールが紡がれて、丈夫な糸に変わります。
④制服の生地:その糸を丁寧に織り上げることで、見慣れた制服の布地が完成します。
このサンプルに触れると、一着の制服が、遠い国で大切に育てられた羊と、豊かな自然、そしてたくさんの人々の愛情や手間を経て、私たちの元に届いているのだと実感できます。
自分たちが着ているものが、どこで、どのように作られているのかを知ることは、とても大切な学びです。
この制服を着ることは、まさに「世界とつながる」こと。そして、環境や動物に配慮して作られたものを選ぶことは、私たちの地球の未来をより良くしていくための大切な一歩です。
この制服が、子どもたちにとって、世界に目を向け、物を大切にし、未来を考えるきっかけになることを心から願っています。