音楽を聴こう!(4年生 音楽)
朝夕、涼しくなり、季節の移ろいを感じます。
体調を崩しやすい時期だからこそ、子どもたちは「進んで外での活動を増やし、体力の向上をはかろう」を目標に、外で元気に体を動かしています。
今日は4年生の音楽の授業です。
日出祭では楽しいハロウィンメドレーの合奏と心のこもった歌声を披露してくれた4年生。
次の目標は、5年生の運動会の「鼓笛隊」に向けた、リコーダー練習です。
一つ一つの音を丁寧に演奏できるように、姿勢から整えていました。
リコーダーの練習を終えると、先生からプリントが配られました。
音楽を聴き、感想を書いたり楽器の音色を聴いたりする鑑賞をするようです。
今日、聞くのは「アラ・ホーンパイプ」。
アラというのは「~風の」という意味です。ホーンパイプというのはイギリス地方の舞曲です。
ホーンパイプ風のという意味になります。
トランペットとホルンが活躍するこの曲は17世紀のイギリスで作曲されました。
歴史が得意な子が、「日本では江戸時代だ!」と気づくと、「さくらさくら」を学習したときに江戸時代に作曲されたって習った!日本の音楽と西洋の音楽と、雰囲気が全然違うな~なんて声も聞こえてきました。
全体の曲の印象を感じ取った後、トランペット、ホルンの音色の聞き比べたりしました。
華やかなパーティーみたいな曲。明るい響きの曲。派手な王様が出てきそうな曲。
トランペットの方が音色が高くて、張りのある音がする!ホルンは音が低くて、くぐもった音がする!
トランペットの音がファンファーレみたいだから、王様が出てきたみたいな気がしたんだ!
子どもたちは、自分の感じ取ったことを言葉にしながら、ほかのお友達の意見を聞いたり、その意見を確かめたり学びを深めていました。
次回は曲の旋律の雰囲気が変わる部分について、意見の交換をするとのこと。
どんな意見が出るか、楽しみですね。