落語は面白い!(芸術鑑賞会)
感染症の流行により延期になった、「はじめての落語演芸鑑賞会」が行われました。


低学年は3・4時間目、高学年は5・6時間目にアリーナ1に集まって鑑賞しました。
落語に初めて触れる子もいるため、落語解説からスタートしました。
落語家さんがラーメンを食べる様子を演じてみると、本当にそこにラーメンがあるように見えてきて、真似をする子どももいました。
落語家さんが演じたものはラーメンのほかに、本をめくる様子、蚊をつぶす様子、やきいもを食べる様子がありました。どれも声と手ぬぐいと扇子だけで演じているにもかかわらず、簡単に物を想像できるところがプロの演技だと感動しました。
今回の芸術鑑賞会は落語“体験”ということなので、選ばれた5人の子どもたちが、4つの中から1つを選んで演技をしてみました。どの子も堂々と演じていて、かっこよかったです。


その後は、落語、紙切り、マジックを鑑賞しました。
落語では、小学生でもわかりやすい噺をしていいただきました。
特に「じゅげむ」は、教室に帰るまで口ずさんでいる子が多くいました。きっと今回の鑑賞会によって、図書室の落語の本は貸し出し冊数が増えるのではないでしょうか。
紙切りでは、各学年のリクエストの作品を作っていただきました。
1年生は熊、2年生は猫、3年生は犬をリクエストしました。会話しながら作られていく作品の躍動感に、ただただ驚かされました。
マジックではいくつかのネタを披露していただきましたが、特に印象に残ったのが「頭の中のたまごを取り出すマジック」です。頭の中のたまごの取り出し方を聞いた子どもたちは、自分のたまごはどんな形なのか確かめるように手を頭につけていました。その様子がとても可愛らしくて、ほほえましい光景が広がっていました。
笑福亭ちづ子さん、林家喜之輔さん、小泉ポロンさん、三遊亭遊かりさん、本当にありがとうございました!
