卒業に向かって…
——2月
寒さはますます厳しくなり、春の訪れを待ち遠しく感じる日々です。
どんなに寒くても、元気に遊ぶひのでっ子の姿が学校中で見られる中、
6年生フロアにはにぎやかな子ども達の声が戻ってきました。
進路と向き合い、乗り越えてきたクラスメイトと久しぶりに会えたからか、
子ども達の交わす会話は弾むばかりです。
そんな時間も、つかの間。
早いもので、6年生は3月14日に卒業式を迎えます。
日出学園小学校では、卒業する6年生が取り組む活動がいくつかあります。
『生い立ちの記』や『卒業文集』、そして『謝恩会』です。
今日は、子ども達にむけて謝恩会の意味や行う意図、そしてどんなことをする会なのか、話をしました。
『謝恩』とは、自分が受けた恩に対し感謝の気持ちを表すことを意味します。
謝恩会とは、日出学園小学校を卒業する6年生が卒業を前にお世話になった方々にむけて、呼びかけや合唱などで感謝の気持ちを表す行事の一つです。
もちろん、謝恩会に出席することは子ども達にとって初めてのこと。
卒業した先輩達がしてきたことはもちろん、どんなことをするのかさえも知りません。
「『謝恩会』の『謝』の字は、どんな気持ちを表す漢字の一文字だと思う?」
「『謝罪』の『謝』かな…。」
そんな、クスリと笑える場面もあるほどです。
そこで、今日は詳しい説明に加え例年の様子と今年の謝恩会で取り組む活動も伝えました。

謝恩会で披露する子ども達の演目の一つに、合唱があります。
曲名は…。
子ども達にも先生達にも所縁のある曲ですが、今は秘密です。
ただ、この曲を選んだ理由の一つにその歌詞の深さが挙げられます。
歌詞は、歌う人にとっても聞く人にとってもその立場や年齢、状況によって意味が変わって受け止められます。
この曲は、子ども達が以前歌ったものではありますが、
今、卒業を迎える自分たちの目線に立って改めて向き合うと、
同じ曲でも以前と違って受け取れるのではないかと思うのです。

同じものでも違って見える、それこそが『成長』した証なのではないでしょうか。
そして、我々教員にとっては卒業する子ども達の立派に成長した姿が見られることこそ
『謝恩』をいただいているのかもしれません。
子ども達が自分の気持ちを注ぎ、たくさんの人の思いが詰まった謝恩会になるよう、
これからもサポートしていきます。
卒業まで、あと24日。
