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修了証書、そして43年間の『お疲れ様でした』

今日は今年度最後の登校日です。

教室で朝の会を済ませた後、平成7年度の修了式をアリーナ2で行いました。

先週の土曜日が卒業式でしたので、6年生の場所がぽっかりと空いています。

最上級生となる5年生の代表児童に修了証書を渡した後、以下の話をしました。

皆さん、おはようございます。今日で3学期、そして今の学年が全て終わります。先ほど代表の5年生に「修了証書」を渡しました。これは、皆さんがこの1年間、一生懸命に頑張ったという証拠です。

さて、1年前の自分を思い出してみてください。4月にはできなかったことができるようになったり、知らなかったことを覚えたり、皆さんはこの1年で本当に大きく、たくましく成長しました。校長先生は、皆さんの頑張りをとても嬉しく思っています。

今年、何回も「凡事徹底」という言葉を聞いたと思います。私の話の中や、2月の生活目標でもありました。「当たり前のことを、誰にも負けないくらい、一生懸命にやり続ける」ということでしたね。

  • 毎日、明るい声で「おはようございます」と挨拶をする。

  • 脱いだ靴を、次にはきやすいように揃える。

  • 使った道具を、元の場所にきちんと片付ける。

  • 宿題や掃除を、手を抜かずに最後までやる。

どれも、やろうと思えば誰にでもできる「当たり前」のことばかりですね。では、なぜこの「当たり前」が大切なのでしょうか。それは、当たり前のことをずっと続けていると、それがいつの間にか、誰にも真似できない大きな力に変わるからです。

野球の大谷翔平選手や、世界で活躍する一流の人たちも、実はこの「当たり前のこと」を誰よりも大切にしています。ゴミを拾う、道具を磨く、挨拶をする。そういった小さな積み重ねが、いざという時の大きなチャンスや、自分を助けてくれる自信につながるのです。

明日から春休みが始まります。皆さんに宿題を出します。それは、自分なりの「凡事徹底」を一つ決めることです。春休みの間、その「当たり前」を、誰にも負けないくらい丁寧に続けてみてください。4月の始業式、一回り成長した皆さんに会えるのを楽しみにしています。

修了式の後、離任式を行いました。本校の体育専科として43年間の長きにわたりお勤めになった先生が、3月をもってご退職なされます。

先生からは「あっという間の43年間だった。『少年老いやすく学成り難し』という言葉があるが、皆さんにはいろいろなことを学んでほしい」とお話がありました。副担任をされていたクラスの児童から花束を受け取り、学園歌に包まれてアリーナを退場されました。お別れが寂しく涙ぐんでいる児童の姿もあり、先生がどれほど子ども達に慕われていたかが伝わる、温かくも切ない時間となりました。

43年間、本校の子ども達の健やかな成長を支え続けてくださり、本当にありがとうございました。心よりお疲れ様でした。

今、学校では余韻に浸る間もなく、入学式の歌の練習が始まり、気持ちはすでに新年度へと向かっています。保護者の皆様、地域の皆様、この一年間、本校の教育活動への多大なるご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございました。

春休み中、事故には十分に気を付け、お子様が元気に過ごされることを願っております。

4月6日の始業式、たくさんの笑顔に再会できるのを楽しみにしております。

校長 荻原 巌