日出学園の活動日記BLOG

情報科

Robot Friendly Projectへ加盟しました。

情報科(メディアルーム)を中軸として,2025年7月より日出学園中学校・高等学校でRobot Friendly Project(ロボットフレンドリープロジェクト)へ加盟しました。

Robot Friendly Project

Robot Friendly Project(ロボットフレンドリープロジェクト)は、滋賀大学データサイエンス学部講師・太田智美氏が発起人となり、「社会の中でロボットと共に暮らす未来」を見据えて立ち上げられたプロジェクトです。ロボットと人がどのように共存していけるかを考えるパートナーを広く募っています。加盟団体には「ロボットフレンドリーシール」が配布され、その掲示によって、ロボットとの共存に前向きな姿勢を示すことができます。

本校のロボットフレンドリーシールは、メディアルーム入口に貼ってあります。

日出学園情報科では、以前から「ロボットとの共生」に注目し、授業でも同題材を多く取り上げてきました。特に高2(5年)の学校設定科目「人間と機械」では、哲学や心理学、宗教についても学び、人間と機械の接点、未来について模索しています。

学校設定科目「人間と機械(倫理)」特設サイト

(発表スライド)「人間」と「機械」の関係性を探求する(第17回全国高等学校情報教育研究会)

(実践論文)「人間」と「機械」の関係性を探求する授業実践(情報処理学会)

(取材)情報Iの授業で伝えたかったこと~情報技術と友達になって、「楽しみな未来」へ(河合塾「キミのミライ発見」)

現在は、メディアルーム入口にコミュニケーションロボットのNICOBOが常設されています。

生徒たちは、NICOBOとひとしきり触れ合ってから教室に入ります。「もっといろんな学校の場所を見せたい!」と、NICOBOを外に連れ出す生徒の姿も見られます。

NICOBOは自由なので、授業中に突然、言葉を喋りだすこともあります。

今までの学校生活の中にも、生徒が「僕も、持ってる!」と自身のコミュニケーションロボットを学校に持ってきて、みんなで触れ合う時間もありました。

日出学園情報科では、コンピュータやロボットを単なる問題解決の道具ではなく、パートナーとして見ることができる姿勢の育成を目指しています。

プロジェクトへの参加をきっかけに、今後もロボットとの共生・未来について生徒達と考える時間を更に増やしていきたいです。