中1生徒・保護者対象進路講演会を開催しました。
6月17日(水)、中学1年生の生徒および保護者を対象に進路講演会が実施されました。当日はベネッセコーポレーションの岡田倭氏を招き、4月に実施された学力推移調査の振り返りとして「GTZとはなんだろう」をテーマに、中学生に必要な基礎学力や学習習慣について講演が行われました。
高校での学習は中学の基礎の上に積み上がるため、今のうちから大学入試を見据えることが重要であるというお話がありました。近年の大学入試では問題の約7割が「基礎・基本」のレベルで構成されており、中学期の学習に抜け漏れを作らないことが最優先です。定期考査による「短期の計画力」と模擬試験による「長期の積み上げ力」の両方を鍛えることで、入試に通用する真の基礎学力が身につきます。本校の生徒にも、「学習計画を立てる→実践する→振り返る」というサイクルを日常的に行い、基礎学力に加え学習習慣を身につけられるよう、声がけを行っています。
また、ベネッセ独自の学力指標であり、自身の現在のレベルを客観的に把握できる「GTZ(学習到達ゾーン)」について説明がありました。難関大学合格者の多くが中学3年冬の時点で「Aゾーン」以上に到達しているため、ここが大きな目安となります。(GTZ:全国におけるあなたの学力の位置をS1~D3の15段階で評価したもの。)日々の学習では満点を狙う必要はなく、目標とするゾーンに必要な得点率(例えばAゾーンであれば5〜6割程度)を正しく認識し、確実に得点を積み重ねることが大切だというお話をしていただきました。満点を狙う必要がないという言葉を前向きに受け止め、「それならもう少し頑張れそうだ」といった生徒の声も聞こえてきました。
さらには、効果的な復習方法として、宿題を必ずやり切る姿勢を持つことや、自己採点時に問題を自信度別に3つに仕分けて徹底的に分析することが大切だというアドバイスをいただきました。加えて、学習習慣の定着には「起床・就寝・勉強開始」の時間を毎日固定する「3点固定」の実施、スマホ利用などのスキマ時間を有効活用することを勧めていただきました。ついついゲームやスマホの使用時間が長くなってしまうことが多い中学生には、時間の使い方の見直しについても声がけを続けていきたいと思います。
初めての進路講演会を通じ、今の頑張りが明るい未来へ繋がることを理解し、日々の授業や課題への取り組み意識が変わるきっかけとなることを期待しています。本校としても、生徒たちの頑張りを引き続き支えてまいります。
